外気温が極端に低くなると屋外に設置してあるガス給湯器の給水管や給湯管が凍結し、お湯や水が出なくなったり、極端に量が減ったりすることがあります。
2016年や2023年の寒波の時に、屋外の給湯器や配管の凍結により、お湯が出なかったり破損による漏水が多数起きております。例えば、鹿児島市内においても、吉野、桜ヶ丘、明和、紫原、西伊敷など高台の地域での発生が多い一方、市内全域で発生しています。氷点下に冷え込む前日から、給湯器を通る水を少量、流し続けることが凍結を防止するのにとても効果的です。
ここでは、給水管や給湯管を凍結させないための予防策と、凍結してしまった時の対応方法などについてお知らせいたします。
※配管の中を水が流れ続けることで凍結を防ぎます。
※ガス給湯器の電源は切ってあるのでお湯は出ません。
※水は浴槽等に貯めると再利用が出来ます。
(給水管や給湯管の凍結防止にもなります)
※水道代はお客様ご負担になります。
露出している配管に保温材や布などを巻いて凍結を予防します。
ご自宅にあるタオルなどの布類を管全体に巻きつけます。布がはがれないように針金やビニールテープでしっかりと固定してください。
・給湯器のリモコンを「切」にしてください。
・気温の上昇によって自然に解凍するまでお待ちください。
・電源プラグを抜くと給湯器の凍結防止機能が働かなくなりますのでご注意ください。
・給湯栓から水が出るようになったら、給湯器やその周辺の配管から水やお湯が漏れていないかを確認してからご使用ください。
(注)配管に直接お湯をかけて解凍をすることは、配管や元栓の破損の原因となりますので行わないようにして下さい。